V3タブレットPCに搭載しているAMD Ryzen 7 8840Uプロセッサーについての基本情報

V3タブレットPCに搭載しているAMD Ryzen 7 8840Uプロセッサーについての基本情報

最近発表されたV3タブレットPCは、AMDの最新Ryzen 7 8840Uを搭載している。この記事では、このCPUに関する情報を簡単に紹介します。

 

AMD Ryzen 7 8840Uプロセッサーは、2024年第1四半期に発売されたAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ)最新世代のUシリーズ低消費電力モバイル・プロセッサーで、極めて優れた消費電力比率を持つ、低消費電力プロセッサーを必要とするノートパソコンやPDA(携帯情報端末)などのデバイスを対象としています。

 

最新のZen 4アーキテクチャを採用し、8コア、16スレッド最大5.1GHzのプロセッサ周波数を備え、シングルコアで高いパフォーマンスを発揮する一方、高速なマルチスレッド処理が必要なタスクではマルチコアも優れた性能を発揮します。

 

熱設計電力(TDP)は固定の28Wから15~30Wの範囲に拡張され、さまざまなデバイスの消費電力ニーズに柔軟に対応できるようになりました。12個の演算ユニット最大2.7GHzの周波数を持つ統合Radeon 780Mグラフィックは、NVIDIAのGTX1650グラフィックに匹敵する優れたグラフィック処理能力と性能をユーザーに提供し、いくつかの3Aゲームをするのは十分です。

 

サポートされる拡張命令セットは以下のとおり:
AES, AMD-V, AVX, AVX2, AVX512, FMA3, MMX(+), SHA, SSE, SSE2, SSE3, SSE4.1, SSE4.2, SSE4A, SSSE3, x86-64

 

R7 8840UのCPU性能と先代のR7 7840UのCPU-Zスコアの差は±2%以内でほぼ同じです。

8000シリーズRyzenの最大の改良点はAI性能で、先代のR7 7840UのAI性能が10TOPSだったのに対し、R7 8840Uの最適AI性能は16TOPSと、AI性能が60%向上し、プロセッサーのXDNA AIエンジンは、より強力になっています。

 

最新の生産性ツールとして、AIの活用は今後の重要なトレンドであり、これからますます多くのAIツールがパソコンのローカルに導入されるかもしれません。ゆえにより強力なローカルAI性能サポートが必要となり、R7 8840Uはこの点で大きな優位性を持っています。

 

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