AMDにより、UM690に搭載しているAMD Ryzen 9 6900HXはRembrandt世代をベースとしたプロセッサーであり、 Zen 3+マイクロアーキテクチャを採用し、8コア、16スレッドを搭載しています。 このチップは、最新の6nm TSMCプロセスで製造されています。基本クロックは3.3GHzで、最大4.9GHzまで実現可能です。
UM590に搭載しているAMD Ryzen 9 5900HXは、Cezanne世代をベースとしたプロセッサーです。 Zen 3マイクロアーキテクチャに基づく8コアを集積し、クロックは3.3~4.6GHz。 製造は7nmのTSMCプロセスで製造されています。
UM690とUM590の最も大きな違いは、統合GPUです。
Ryzen 9 6900HXは、RDNA2アーキテクチャをベースとしたRadeon 680Mグラフィックスを搭載しています。12CUを提供し、周波数は最大2.4GHzまでです。
AMDこれまでの5000シリーズCPUと比較すれば、大きな前進と言えます。 Ryzen 9 5900HXは8CUの統合グラフィックスRadeon RX Vega 8を内蔵し、最大2.1GHzまで動作可能です。
グラフィックスに加え、UM690はUSB4、PCIe Gen4、DDR5メモリも対応しています。
USB4 type-Cの転送速度は最大40Gb/sまで、USB3.2ポートの最大速度に比べて2倍の速さです。また、60Hz@8K映像出力にも対応しています。
他のHDMI端子2つと合わせて、UM690は同時に3台のディスプレイに接続することが可能です。
PCIe Gen 4はPCIe Gen 3の2倍の速度で、UM690はPCIe 4.0 x4レーンポートを搭載し、8Gb/sのデータ転送を対応しています。
DDR5のメモリは、DDR4のものと比べて周波数が50%向上し、4800MHzまで利用可能です。
Ryzen 9 6900HXはRyzen 9 5900HXよりも高性能ですが、その分、価格も高くなっています。
Minisforumは、この2つのCPUを搭載したミニPCを用意しています。
前述の通り、UM690はRyzen 9 6900HXを搭載し、予約販売中でベアボーンは67,040円です。UM590はRyzen 9 5900HXを搭載し、ベアボーンは61,980円です。
お客様ご自身に合ったミニPCを自由に選ぶことができます。
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